喜ぶ子どもたち、わくわくスタッフ、そして先生(笑)。
サンゴをじっと見る機会ってなかなか無い、ということで
今回は潮の引いた時間に、潮だまりの生き物やサンゴを間近に観察しました。
コーラルウォッチカードでサンゴの健康状態を測ったり、
絵やヒントをもとに生き物を探すサンゴ礁の生き物ビンゴゲームをしました。
折れて転がっていたサンゴを拾い、サンゴの匂いを嗅ぐと、
海藻のような、磯の生っぽい匂いがして、生き物なんだな!と思わされました。
やわらかいサンゴがお花のように広がっていたり、
謎めいた生き物たちがたくさん!
来週のシュノーケルでは元気なサンゴ見られるかな?
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心配していた天気も心地よく晴れ、風も穏やか。
緩やかな小潮の上がる時間帯、透明度も抜群という絶好のコンディションでした。
「海の先生」役を快く引き受けてくださったスタッフの方々、たくさんの器材やあたたかい心遣いをくださった環境省の方、困ったときに知恵や手を貸してくれるわくわくサンゴのスタッフ、ご多忙の中、連絡や調整をしてくださった学校の先生方、校長先生のご理解、そして大切な子どもたちを預けてくださった親御さんたち、本当に感謝です。
子どもたちは「海の先生」にシュノーケルの使い方のレクチャーを受け、
さまざまな海の生き物たちの魅力を、たくさん紹介してもらいました。
台風や高水温で以前死んだサンゴの上に新しいサンゴが育ち始めています。
身近な海に、サンゴが育む豊かな生態系がありますね。
去年、水に顔を付けられなくて、やっとマスクとシュノーケルで浅瀬で浮かべるようになった子が、
今年、マスクとシュノーケルでみんなと一緒に海をまわれるようになりました。
子どもたちは体験の中で、どんどん成長します。
どうすれば生き物いっぱいの、豊かなサンゴの海を守っていけるかな?
自分たちにできることって何だろう?
次はいよいよ最終回。
海で気づいたこと感じたことを大切に持ち帰って、
まとめにつなげていきたいと思います。
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昨年、小学生だった彼らが今年中学生に上がり、転入生も加わりました。
サンゴ学習やったことある人、初めての人、コーラルウォッチはやったことある人もいました。
全4回の第一回目の授業はサンゴの基本、「サンゴってなんだろう?」から始まり、
中学生ということで、楽しみながらも、よりレベルアップした深い学びになっていきます。
「生態系」ってなんだろう?という問いかけに、
すぐに色んな子が、弱肉強食、ハイブリッド、生き物との関係、食物連鎖、、と答えてくれました。
私たちは呼吸や食事、排泄をして、生きているだけで、自然とつながってるんだね。
「食物連鎖カード」を使って、生き物同士の命のつながり、最近はマイクロプラスチックをプランクトンと一緒に
魚が食べて‥というふうに、漂流するゴミの海洋汚染の話にも触れました。 Lab to classより「餌の餌の餌はなに?」
室内での授業でも、スライドあり、カードあり、クイズあり。
楽しい!ことを入り口に、知りたい気持ちを育てたいですね。
アクションを起こすには、まず知ること!
自分たちにはどんなことができるかな〜という考えにつなげていきたいなぁ、と思います。
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雨の中、子どもたちの代わりにサンプルを採取し、用意してくれたスタッフに感謝です!
室内のアクティビティ
・青い地球···地球の陸と海の割合は?
・黒瀬川···黒潮の速さはどれくらい?
・スライド「ミッドウェー諸島のゴミ・世界の海流」···日本のゴミはどこへ?
・マイクロプラスチック調査···サンプルを使って分類し、ワークシートに記入
見えない世界を想像して、思いを馳せることってとても大切。
私たちが出したゴミで、被害に遭っている生き物たちの現状は度々ニュースに取り上げられるようにもなりました。
ゴミの問題は遠い世界の話ではなく、私たちの身近な問題なんですよね。
便利さより、子どもたちに残したい地球のために必要なこと。
楽しみながらも向き合って、本当に大切なことを考えるきっかけになるといいな、と思います。
]]>初授業はサンゴ学習2年目、川平小学校の5,6年生12名の子どもたちです。
環境省より「西表石垣国立公園子ども自然ふれあい業務」の委託を受け実施いたします。
子どもたちはそれぞれしっかり成長していて、元気のよさ、意欲はパワーアップ!
「去年のサンゴ学習、楽しかった人〜?」と聞くと全員が挙手!!
はたして、どれだけ学びが定着してるかな?‥「サンゴ博士テスト」を実施してみると、
あらあら、意外とまっさらな状態ということが分かりました。(笑)
いいんです、ここからがスタートですから。
これから1年間、どれだけ学びの変化があるか?とわくわく楽しみです。
川平小学校はシュノーケル体験も含めて、一学期に全5回の予定です。
第一回目は‥
・「レンジャー」さんのお仕事
・サンゴ博士テスト NEW!
・サンゴ産卵密着レポート
・サンゴ進化じゃんけん NEW!
・サンゴ15 (サンゴにまつわる15のお話)
・海のゴミのお話
という盛りだくさんの内容でした。
以前からの教材に加え、新たな手法も取り入れながら、よりよい授業づくりを工夫しています!
わくわくサンゴ石垣島スタッフも、環境省や学校、地域のご家庭と連携しつつ、
子どもたちに「石垣島の自然の豊かさ、素晴らしさ」を伝えていきたいと思います。
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学校行事や地域行事、部活動など、子どもたちも忙しく充実した日々を過ごしています。
さて9月11日、川平中学校のサンゴガーディアンズプログラム第3回「コーラルウォッチ」を実施しました。
教室で1学期のふりかえりや、サンゴの大量白化のスライドを見る間、時折激しく降る雨‥
しかし、移動〜観察しているときは運よく雨が上がってくれました。
「コーラルウォッチ」はサンゴの色の濃さでサンゴの健康度を調査するもの。
(サンゴはストレスを受けると白くなってしまいます。)
それと、「イノーの生き物ビンゴ 激レアさんを探せ!」も同時に行いました。
先生方も生徒とともにグループ毎に分かれて、調査と散策を大いに楽しみました。
慣れてくると生き物がどんどん見つかるようになってきて、
野生の勘が冴えて、激レアさんを見つけた子や、
半透明のうっす〜〜いフィルムのような生き物を掌にのせ、衝撃を受けた子、
カニとはさみで語らう子、
稲わら持参でタコ獲りの仕掛けをつくっていた先生などなど。
教室をはなれ、海の豊かさを肌で感じる、新鮮で特別な授業でした。
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「お気に入りの生き物を見つけよう」というテーマでシュノーケリングした子どもたち。
まとめの授業では大きなサンゴ礁の絵を用意して、そこにみんなが描く生き物の絵を貼り付ける、
「生き物マッピング」をしました。
「吹き出し」もつくり、そこに生き物の特徴や、お気に入りポイントを書いて、魚の近くに貼ってもらいました。
この魚はどんなところにいたかな?など思い出しながら、仕上げていきます。
できあがった絵をみんなで鑑賞しながら、絵に「川平小中学校」も描き入れ、海の体験をシェアしました。
この絵は学校の学習発表会で展示してもらう予定です。
その後、サンゴ学習全体で体験したことを振り返り、グループごとに意見をまとめてもらいました。
「今、サンゴはどうなっているのかな?」
そうやって身近な海の自然に思いを馳せてもらえることが、第一歩だと思います。
今回のサンゴ学習を通じて、もっと身近な海に親しんで好きになってほしい、
サンゴを大切にする気持ちを家族や地域の方たちに広げていってくれたら、嬉しいです。
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米原海岸でのシュノーケリング観察会です。
国立公園にも指定されている、美しいサンゴ礁のインリーフで
じっくりと生き物たちを観察しました。
自分たちの暮らす、石垣島の海。
中学生たちの目には何が印象的に映ったかな。
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この日、海も風も穏やか、絶好のシュノーケリング日和です。
朝、子どもたちと準備体操と危険生物のおさらいをしました。
これまでサンゴやサンゴ礁の生きもののつながりについて学習してきたこどもたち。
さぁ、実際の海はどうなっているのかな? お気に入りの生き物を見つけに行こう!
まずは水慣れです。ウェットスーツって浮くんだね〜
次に浅瀬でシュノーケル器材の使い方を練習します。
シュノーケルで集まっていただくスタッフは、海で日々活動しているプロの方たちです。
不安のある子も、安全に海を楽しめるようにしっかりサポートします。
そして、フィンを付けて、お魚になります!
ときどき休みながら、サンゴのお話や、色んな生き物の話を聞きます。
海の中は台風が海の水温を下げてくれて、透明度も高く、いきいきしたサンゴが印象的でした。
ビーチから川平小学校の方を望みます。こんなに近くに、豊かな海があるんだね。
シュノーケル実習「ふりかえり」のときに、「感想を言ってくれる人、いますか?」
と声をかけると、たくさんの子たちが手を挙げてくれました。
みんなの感想を聞く時間がなく残念でしたが、
子どもたち、一人ひとりの中で、この体験が確実に「宿っている」のを感じました。
これからサンゴガーディアンズ(サンゴを守る者)として身近な海の素晴らしさを伝えていってほしいです。
今回のシュノーケル実習でご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
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わくわくサンゴ石垣島の活動は、これまで小学生を対象に行ってきました。
今年度は初めて中学校にもお邪魔することになりました!
中学校の学習内容にあったサンゴ学習プログラムって
どんな感じになるのでしょうか?
私たちスタッフも試行錯誤の年になりそうです。
さて、対象校となった川平中学校は全校で16名。1~3年生まで一緒に授業を行います。
事前学習1回目の本日はアクティビティ満載です。
「青い地球」。海:陸の表面積比を確率を使って求めます。
「サンゴ礁の生物多様性」、「サンゴ礁食物連鎖ゲーム」では
サンゴ礁が生物多様性の高い海域であり、そこではサンゴが食物連鎖の
重要なカギを握る生物であることを学びました。
最後は恒例の「どーなるコーラルサンゴ生き残りゲーム」
サンゴが様々な環境要因によって増減している様子を体感。
そしてまとめに夏休みの調べ学習につながるような仕組みを作ってみました。
中学生と一緒にスタッフも勉強の1年になりそうです!
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ままならない、どうしようもないことと折り合いをつける。
そういったことを知るのも、自然体験の中で大事な学びだと思います。
この日は急遽、事前学習3回目となり、台風にちなんで雨→水→地球上の水の存在や、雨がもたらす海への影響を体験を通して
学びました。(プロジェクトWETより)
その後、シークレットボックスに入れたサンゴの骨格を手で触ってみて、
「伝え方を考えよう」というテーマで、感じたことを表現する方法を学んでみました。
一人が触って感触を言葉であらわしたり、体で表したり、そしてもう一人がそれを絵にしてみる。
言い表したりすることって大人でも意外と難しいもの、です。
どんなしたら伝わるかな〜と工夫すると、本物そっくりに伝わったり。
その後はグループに分かれて、いろんな種類のサンゴの骨格をじっくり観察しました。
感想の発表。みんなよく見て、いろいろ感じ取ってるんだな〜と分かりました。
そして、スライド「石垣島のサンゴに起こっていること」を見せてもらいました。
最後にシュノーケルに向けて、海の危険生物の話をしました。
来週こそはシュノーケルできますように〜!!
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アクティビティ「出会いはサンゴ礁」では、1つの絵が2つのピースになっていて、ぴったりくっつけると、生き物の関係性がわかるようになっています。
あ、ぴったりの見〜つけた☆
親と子で 似ても似つかないお魚もいます。 なんでだと思う?
絵がとっても魅力的なので、子どもたちはよ〜く見ていました!
サンゴ礁の生き物のさまざまな暮らしぶりや、生き物同士のつながりに触れられました。
その後の「お魚ビフォー・アフター」というアクティビティでは、シュノーケルでのお魚観察眼を養いました。
今度のシュノーケルでは「お気に入りの生き物」を見つけてもらうことを話し、
スタッフが実際に撮ってきた魚の動画を見た後、まずは描いてみま〜す!
そして魚の特徴をどう捉えるのか、ポイントを伝え、もう一度動画を見ます。
もう一度動画を見て、絵を描いてもらいます。 観察眼によって、自分の絵がどのくらい変化したかを、発表しました。
絵がこんなに変わりましたよ〜 すごいね!
最後に、サンゴの生き残りゲーム「どーなるコーラル」をやりました。
サンゴの幼生、プラヌラが立派なサンゴになるまでには、いろんな試練が待ち構えています。
そして、サンゴになってからも、何らかの要因で減少してしまいます。
そんなサンゴを取り巻く現状を、自分たちがサンゴになって疑似体験してみました。
ゲームの結果をふりかえって、実は同じようなことが石垣島でも起きていることを伝えました。
例えば台風が全く来ないと「海水温の上昇」、大雨が降ると「水が濁って光合成できない」、新空港ができて観光客が増え「サンゴが踏み荒らされてしまう」などにより、サンゴの数は減り、いくつか重なると壊滅的なダメージを受けます。
そう、2016年の石西礁湖のサンゴの7割が白化してしまったように。。
逆にサンゴの住みやすい条件がそろうと、サンゴはどんどん増えます。
サンゴはもともと生命力の強い生き物です。過酷な状況下でも、たくましく生きていることが分かりました。
次のシュノーケルでは、そんなサンゴや、生き物たちを実際に見られるのがとても楽しみですね!
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先日の事前授業でやった「海辺で拾った日記」に出てきた「謎の生き物」はいるかな?
まずは、生きているサンゴの近くへ行き、サンゴの色で健康度を測る「コーラルウォッチ」を行いました。
そのあとは、サンゴの周りに生息する小魚、ヒトデ、ウニ、ナマコや海藻などで1日限りの「渚の水族館」をつくりました。
今回の授業は、石西礁湖自然再生協議会のサンゴ礁基金の助成事業で行いました。
子どもたちは足元の生き物に「何かいた!!」「気持ち悪い〜〜」「これ何〜!?」と大はしゃぎ。
魚をつかまえようとして、いつの間にかびしょ濡れになってる子。
静かに、不思議な生き物を見つけて、そっと教えてくれる子。
グループごとに、出会った生きものを大切にバケツで運び、新鮮な海水で満たした水槽に配していきます。
「お魚は手で触らないでね、弱っちゃうから。」
「食べる食べられる、捕食関係の生き物は同じ水槽にいれないよ〜」など
配慮しながら進めます。
ぷりっぷりのジェリービーンズのような海藻をポイントにした水槽。
青いヒトデを配置し、サンゴの海を切り取った水槽「ヒトデ水族館」。
大量の黒いナマコで、できあがった水槽「もちもちブラック」など。
各グループ、思い思いのオリジナルな水槽ができあがり、みんなで鑑賞しました。
鑑賞した後は、責任を持って、スタッフが生き物を海へ戻しに行きました。
石垣島の身近な海には、かわいい生き物やカラフルな生き物、ちょっと気持ちわるい生き物から不思議な生き物まで、
たくさんの種類の生き物が暮らしています。
そして、サンゴのおかげで命がつながり、みんなの暮らしもつくっています。
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石垣島屈指の観光地、川平湾を望む川平小学校で、サンゴ学習が始まりました。
海は近くにあるけど、あまりよく知らない子がほとんど。
環境省の西表石垣国立公園子どもふれあい事業を受け、川平小学校の4〜6年生23名に授業を行うことになりました。
レンジャーさんってどんなお仕事してるんだろう?
地球の海の広さはどのくらい?
地球のボール、おもしろそう!次は自分のところに来ないかな〜?
サンゴ礁はどのくらいの広さがあるのかな?
サンゴ礁に住む生き物ってどれくらいいるんだろう?
サンゴ礁ジグソーパズル つなげて見える、サンゴと生き物のつながり
サンゴクイズ! 笑って動いて、たのしく学ぼう、意外と知らないサンゴのこと。
サンゴのパネルシアター サンゴの海のおはなし
みんなでふりかえり&シェアして、気付いたこと。
川平の子どもたちは、控えめな子が多く、落ち着いた印象でしたが、
授業を進めていくうちに、生き物にに詳しい子や、
赤土問題や漂着ゴミなど、問題意識が高い子の意見があがったりしました。
自然豊かな地域性があるからでしょうか?
第一回目の授業でしたが、子どもたちは少し変わった感じがします。
これからシュノーケル実習をふくめ、全5回を予定しています。
サンゴ礁を身近に感じて、サンゴとともに成長してほしいなぁ、と思います。
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新川小学校の5年生にシュノーケリングの講習です。
「海がちょっと怖い」という子もちらほらいる中、9名のスタッフが
じっくりと子どもたちにシュノーケリングの使い方を伝授しました。
本番の海では、みんなイルカのように泳げるかな。
リラックスして、サンゴの海の中を一緒にのぞいてみようね。
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